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ホーム > 健康と医学2009年 > 風邪とインフルエンザ―風邪の合併症にご用心―

[特集] 風邪とインフルエンザ―風邪の合併症にご用心―

くしゃみが出るな。ただの風邪だろう。放っておけばそのうち治るさ・・・。

ちょっと待ってください。ただの風邪と、軽く見てはいけません。風邪をこじらせてしまうと、重い合併症を引き起こす危険もあります。予防を心がけて、冬を健康的に乗り切りましょう。今月は知っているようで意外に知らない風邪のお話です。

風邪は単一の症状ではなく「症候群」

 風邪とは、主にウイルスが原因で起こる感染症です。風邪の原因となるウイルスは200種類以上あり、その症状はさまざまです。ウイルスの種類に関わらず症状が共通している場合が多いため、それらを総称して「風邪症候群」と呼んでいます。

 

風邪とインフルエンザの違い

 みなさんは「いわゆる風邪」と「インフルエンザ」の違いはご存知でしょうか?同じ病気だと思っている人が多いと思います。たしかに広い意味ではインフルエンザは風邪症候群の一種です。しかし、その症状の違いで「インフルエンザ」とその他の「普通感冒」とを区別しています。
 普通感冒の原因ウイルスは、ライノウイルス・アデノウイルス・コロナウイルスなどさまざまで、その症状からは特定することができません普通感冒は主に鼻炎・喉頭炎・気管支炎・肺炎などの気道に炎症を引き起こします。症状はくしゃみ・鼻水・鼻づまり・のどの痛みなどがあり、発熱・頭痛・だるさなどは軽い場合が多く、のどの痛みや咳もわずかです。
 これに対して、インフルエンザはインフルエンザウイルスが原因となります。症状は普通感冒とは違い急激な悪寒・発熱・頭痛・筋肉痛・関節痛・全身倦怠感を伴い、腹痛・嘔吐・下痢のような胃腸症状が出る場合もあります。また、重い合併症を引き起こしやすいことが特徴です。
 注意したいのは、普通感冒と比べ、インフルエンザはとても恐い感染症ということです。65歳以上の高齢者、乳幼児や妊婦、また、呼吸器や循環器に慢性疾患を持つ人、糖尿病などの慢性代謝性疾患や慢性腎不全など腎機能異常の人、免疫低下状態の人など、これらの人がインフルエンザにかかると、肺炎や気管支炎などの重い合併症を引き起こし、死亡する危険性が高まります。そのため、該当する人達はインフルエンザでのハイリスク(高危険)群と呼ばれています。とくに高齢者はご自身も年のせいだからと放置したり、周りの方も風邪だからと軽く考えないで、早めに医師に相談して悪化させないように対処することが必要です。
気道のしくみ

普通感冒とインフルエンザの違い
インフルエンザ普通感冒
初期症状発熱、悪寒、頭痛鼻・のどの乾燥感、くしゃみ
主な症状発熱、筋痛、関節痛鼻水、鼻づまり
悪寒高度軽度(短時間)
発熱38〜40℃(3〜4日間)ない、または微熱
身体痛全身、筋肉、関節痛ない
倦怠感高度ほとんどない
後期から鼻水、鼻づまり初期から鼻水、鼻づまり
咽喉充血やや充血
結膜充血ウイルスによって
合併症気管支炎、インフルエンザ肝炎、細菌性脳炎、脳症まれ

 

予防法と治療法

私達はどのようにしてウイルスに感染してしまうのでしょう。感染経路には飛沫感染・飛沫核感染(空気感染)・接触感染(直接・関節感染)の3つがあります。
⇒飛沫感染…咳やくしゃみで飛び散った唾液などを吸い込むことによって感染します。
⇒飛沫核感染(空気感染)…飛び散った微細粒子が一度感想して2ミクロン以下の「飛沫核」となります。再び空気中に漂うため、それを吸い込んで感染します。
⇒接触感染(直接・関節感染)…感染者と直接握手したり、ウイルスが付着したドアノブや手すり、つり革などから間接的に感染します。

 予防のためにはこれらの感染経路に注意しましょう
 それでは、具体的にどうすれば風邪やインフルエンザを防げるかをご紹介します。
 ひとつは、なるべくウイルスと接触しないように、人が多く集まる場所を避け、外出時には「マスク」を着用しましょう。ウイルスは湿度を嫌うので、マスクの着用で咽喉内の湿度を高めることで体内へのウイルスの侵入機会を減らしてくれます。
 寒いところでは、鼻・のど・気管の血管が収縮して、ウイルスを追い出す役目の綿毛の動きが鈍り、ウイルスが侵入しやすくなります。そこで、ウイルスを寄せ付けないために身体を暖かく「保温」しておくことが大切です。そして外出から帰ったら、すぐに十分な「手洗い」と「うがい」で、身体に付着したウイルスを洗い落としましょう。
 冬に流行するインフルエンザウイルスは湿度に弱い性質があるため、部屋を「加湿」するのが有効です。併せてこまめな「換気」を行い、飛沫核感染(空気感染)を防ぎましょう。
 また身体がウイルスに対抗するには、体力と免疫力を維持しなくてはなりません。「十分な睡眠」・「栄養バランスの良い食事」・「ストレスの発散」は風邪予防の基本なのです。
 風邪を防ぐ栄養素としては、かぼちゃ・小松菜・にらなどに含まれるビタミンAが粘膜を丈夫にします。また、みかん・レモンなどに含まれるビタミンCは抵抗力を高めます。体を温める成分が含まれている食材の代表的なものに、しょうが・にんにく・ねぎなどがあります。
 インフルエンザの予防法として効果的なのは、やはりワクチンの予防接種です。一部費用を負担する自治体もありますので、問い合わせてみましょう。
 しかし、風邪やインフルエンザにかかってしまったらどうすれば良いでしょう。実は、普通感冒には特効薬がありません。どのウイルスに感染したかを特定することが困難だからです。風邪にかかったら、まず身体を冷やさないように暖かい場所で安静にする、十分な水分を摂る、部屋の湿度を上げてのどを乾燥させない、そして外出を控えるなどが大切です。
 インフルエンザの治療には抗インフルエンザ薬があります。しかし、これは発症後約48時間以内に使用しないと効果がありません。インフルエンザだと思ったら早めに相談しましょう。数年おきにインフルエンザの大流行が起きています。これは人から人へとウイルスが感染した結果なのです。もし自分が感染したら、もちろん治療が最優先ですが、他の人にうつさないように気を配りましょう。1回の咳で約10万個、1回のくしゃみで約200万個のウイルスを含む飛沫物が飛散するといわれ、咳で約2m、くしゃみなら3mまで届きます。マスクは、自分が感染しないためだけでなく、家族や知人にうつさないために、外出時だけでなく家の中でも着用するよう心がけましょう。

 

インフルエンザの予防接種

 インフルエンザのワクチンを接種することで感染や重症化を予防します。予防接種は効果が現れるまでに約2週間かかります。ワクチンには1回摂取と2回摂取があり、2回目を摂取する際には、1回目から1〜4週間あけます。流行の磁気は12〜3月なので、11月中旬頃までに摂取すると効果的です。卵アレルギー・けいれんの経験・免疫不全の人・発熱時などは摂取できない場合がありますので、医師との相談が必要です。またインフルエンザの予防接種は普通感冒には効果がありません。

 

治った後にも注意が必要です

 普通感冒は感染から発病まで5〜6日ほどが自覚症状のない潜伏期間です。そして発症後、数日で治ってしまいます。インフルエンザは一般的に1〜3日の潜伏期間を経て発症します。そして、症状が軽快した後でも、他人へうつしてしまうことがあります。自分では治ったと思っても、2日ほどは仕事や外出は控える方がよいでしょう。  また、「かぜは万病のもと」と言いますが、風邪だと思ったら、まったく別の重大な病気だったということがあります。  逆に、風邪をきっかけに体調を崩して、別の病気にかかってしまう場合があります。例えば、治癒後3〜10日後に発症するインフルエンザ肺炎です。その他にも髄膜炎、中耳炎、インフルエンザ脳症・結膜炎・副鼻腔炎・心筋炎などが代表的な合併症です。風邪の症状を軽く見てはいけません。合併症を予防するためにも、早めの医療機関の受診を心がけましょう。

 

つらい咳

 咳は苦しくてつらい症状です。咳は1回で約2kcalもエネルギーを消費します。何回も咳き込めばその分体力を消耗します。夜中に咳き込んで眠れなかったり、咳自体が次の咳を誘発したり、咳で肋骨が折れたり、咳で苦しくなって失神したりなど、さまざまなことが起きます。あまり咳がひどい場合は、インフルエンザの合併症を疑った方が良いかもしれません。肺炎や、気管支炎、気管支喘息、肺がん、心不全、最近では逆流性食堂炎などでも咳き込むことも知られています。

風邪は万病のもと
かからないためには?十分な睡眠、栄養バランスの良い食事、ストレスをためない、人ごみを避ける、外出時にマスクを着用、保温(身体を冷やさない)、十分な「手洗い」、「うがい」、部屋を「加湿」、こまめに部屋を「換気」
かかってしまったら?※普通感冒の特効薬なし、身体を冷やさない、安静にする、十分に水分を摂る、部屋を「加湿」する、できるだけ外出を控える

 

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