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ホーム > 健康と医学2009年 > 耳鳴りと難聴―意外と知らない耳の病気―

[特集] 脳血管性認知症 認知症を予防しましょう。

【Q:最近、物忘れがひどくなりました。認知症の前兆ではないかと不安なのですが。】【A:「好きなタレントの名前を忘れた」などは誰にでもあります。これは自然な老化による「物忘れ」かもしれません。でも、万が一「認知症」ならば、それは脳の病気です。早い段階で、単なる物忘れか、認知症なのかを見極める必要があります。】

 

認知症とは?

 「最近、忘れっぽくなった」「昔より記憶力が悪くなった」など、年を重ねれば、誰もが思いあたることではないでしょうか。いわゆる「物忘れ」は、脳の神経細胞の減少による老化現象で、誰にでも起ります。
 脳の老化は四十代から始まると言われていますが、脳の老化の速度や程度には個人差があり、八十歳を過ぎても知的能力が衰えない人もいます。
 認知症は、通常の老化よりも早く神経細胞が減少してしまう脳の病気です。脳や身体の疾患の原因として、記憶力・判断力などに障害が起こり、知的能力が全体的に低下して、通常の社会生活が送れなくなる病気と定義されています。はじめは物忘れと区別がつきませんが、大きな違いは、物忘れは体験の「一部」を忘れるのに対し、認知症は体験したこと「すべて」を忘れてしまいます。
 現在、六十五歳以上の認知症の患者数は推定二百万人と言われ、二〇二〇年代には約三百万人を超えると予測されています。認知症は身近な病気になりつつあります。正しく認知症を知り、今できることから予防を始めましょう。

 

アルツハイマー型認知症と脳血管性認知症

 認知症は大きく分けて、「アルツハイマー型認知症」と「脳血管性認知症」の2種類があります。他にも、頭蓋内の病気や身体の病気など、原因疾患はさまざまあり、中には原因となる病気を適切に治療することで認知症の症状が軽くなる場合もあります。
 アルツハイマー型認知症は、何かしらの原因で脳細胞そのものが変性した結果、萎縮してしまう病気です。徐々に物忘れが始まり、ゆっくりと進行していくのが特徴です。古い記憶はありますが、最近の出来事を覚えられません。何度も同じことを聞き返したり、置き忘れなどが増えます。
 アルツハイマー型認知症はいまだ原因が解明されておらず、特効薬も治療法も見つかっていません。そこで、普段の心がけである程度発症を予防できると考えられる、脳血管性認知症について詳しく見ていきます。
 脳血管が詰まったり破れたりして脳の組織が破壊されたり、血流が悪くなることによって脳の働きが低下して起こるのが脳血管性認知症です。症状にはいくつかの特徴があり、突然症状が現れたり、よくなったり階段状に進行するなど、状態が変動します。脳血管性認知症は、脳のどの場所の血管が損傷したかによって症状も異なるため、身体能力や知的能力の低下にもムラがあります。記憶力の低下が著しいわりに、判断力や理解力が変わらないこと(まだら認知症)もあります。日によって、症状に差が激しいことも特徴のひとつです。
 精神面では、意欲や自発性が低下し、抑うつ的になります。反対に感情を抑えられず、泣いたり怒ったり、夜間にはまるで別人のような言動をするなどの症状も見られます。身体面では、小刻みや歩行や転びやすいといった歩行障害、手足の麻痺、呂律が回らない、頻尿や尿失禁などが現れます。 脳血管性認知症の特徴 認知症の進行過程

 

認知症予防のためには生活習慣を改善しましょう

 脳血管性認知症の原因は、脳血管障害による血流量や代謝量の低下です。そして直接的な原因疾患の多くは脳梗塞や脳出血です。それらは動脈硬化によって引き起こされます。
 動脈硬化が発生する原因(危険因子)として挙げられるのが、高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、過度の飲酒、肥満、運動不足、ストレスなどです。したがって脳血管性認知症を防ぐには、動脈硬化を抑えるための正しい生活習慣が大切です。バランスのとれた食事や睡眠、適度な運動を心がけることで発症の確率を減らせると考えられています。確実に予防できるものではありませんが、脳血管性認知症においては、生活習慣病に注意することが、認知症の予防につながります。また、動脈硬化は一度発症すると何度も繰り返すことが多いため、再発の予防がとても重量となります。
 健康な脳を保つための食事のポイントは「減塩」「低コレステロール」「抗酸化」です。高血圧は脳血管性認知症の最大の危険因子です。塩分やコレステロールの摂りすぎは血管を老化させ、動脈硬化や脳梗塞を促します。また、活性酸素によって体の細胞が参加すると新陳代謝が妨げられ、老化を促してしまいます。栄養バランスの良い食事をすることで、高血圧や動脈硬化などの生活習慣病を予防し、同時に認知症の予防にもつながると考えられています。 高血圧・高脂血症・糖尿病・喫煙・肥満・過度の飲酒・運動不足・ストレスなど 認知症を予防する生活習慣 栄養バランスの良い食事は、高血圧・動脈硬化などの生活習慣だけでなく、認知症予防にもつながります。

 

「認知症」と間違いやすい症状

 認知症と間違われやすい病気や状態に「加齢による物忘れ」や「せん妄」があります。せん妄は、多くの場合、原因を取り除くことによって改善しますが、治療が遅れたり手間取ると脳に障害が残り、慢性化する場合もありますので、早期発見・早期治療が重要です。
 せん妄は軽・中度の意識障害で、幻覚や錯覚が出たり、異常な言動をする状態です。普段は正常なのに、突然ありもしないことを口走って興奮するようなこともあります。
 せん妄の原因として考えられることは、栄養や水分の不足、薬の副作用、生活環境の変化による精神的ストレス、脳などの病気が挙げられます。
 高齢者のせん妄は、認知症の症状とよく似ています。また認知症にせん妄が合併することもありますが、本質的に認知症とは別の原因で起こる症状です。せん妄は治療可能は場合が多いので、認知症とせん妄を区別することが重要です。何かおかしいと思ったら、早めに専門の医療機関に相談しましょう。 「もの忘れ」・「せん妄」と認知症の違い 認知症チェック・リスト こんなことありませんか?

 

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